昨年末のティーレマン指揮シュターツカペレ・ベルリンによるブラームスの演奏会で、私のクラシック音楽の生活も一区切りを迎えた心境です。今のところ、今年の演奏会に出かける予定は何もありません。とはいえ1月は、久しぶりに来日しN響を指揮するソヒエフの演奏会には、大変興味があります(でも音質に改善が見られないNHKホール、そもそもチケットが買えないサントリー定期、それに休憩のない短いCプログラムに全く魅力を感じません)。
昨年定期会員になった東フィルの演奏会には、結局様々な理由で行けないことも多く、今年はサブスクリプションを見合わせました。実際、私はプレトニョフやバッティストーニによる演奏会にもやや食傷気味で、チョン・ミュンフンの振るいくつかのコンサートにしか興味が湧いていません。
都響は時に素晴らしいコンサートに出会えますが、直前までチケットの購入をためらうことの多いのも事実です。また東京文化会館では、しばしば品のない客に遭遇することが多く、避けています。それでも定評のある小泉和裕のコンサートと大野和士によるマーラーの「復活」などは行ってみたいと思っています。
東響も好きなオーケストラですが、川崎のホールが苦手であることと、ノットという指揮者は悪くはないですが、音を鳴らしすぎるのが気になって(東フィルにおけるバッティストーニのように)最近は避けています。
読売のオーケストラに目を転じると、ヴァイグレを始めとするいくつかの指揮者に興味を引かれるものの、ここのオーケストラは私にとって、これまで平均点以上の感動を与えてはくれませんでした。久しぶりに定期演奏会に行こうかとは思っていたりもします(ただし、池袋の会場は忌避しており、サントリー限定です)。
それでは今年もよろしくお願い申し上げます。
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