一昨年、昨年と続いた新型コロナウィルスの世界的な流行により、緊張と忍耐の強いられた日々がこれからも続くのでしょうか?先の見えない日々が続けば続くほど、音楽を聞くことのできる普通の日常がいかに重要なことかを思い知らされます。徐々にコンサートが再開されるに従い、そのことを実感した昨年でした。
秋山和慶の指揮する東響の「第九」、広上淳一指揮京響によるマーラーなど、数少ないコンサートはいずれもが、音楽を演奏する、聞く喜びに満ちた感動的なコンサートでした。日頃良く接する日本人演奏家の演奏会に、音楽の素晴らしさを改めて見出だすことができました。地元オーケストラの定期演奏会にこそ、こういう機会に巡り合うことができると思いました。そして今年は、東フィルの定期会員になることにしました。今から楽しみです。
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