
第2楽章ではフルートが、まるで蝶が舞うような特徴的な旋律を奏でる。伴奏はいつものハイドン節だが、どの曲も少し味わいが違うというのが面白い。必要に迫られての飽きさせない工夫は、さりげないもののずいぶん苦労したのではと想像する。
トリオを含むメヌエットを経てフィナーレでは、一気に快速に忙しく進むが、ここでもトランペットとティンパニーが大活躍し、騒々しく(華々しく?)曲を閉じる。
こう言うとオペラ好きの人から笑われそうだが、私はベートーヴェンの「フィデリオ」が大好きである。これまでに実演で2回、CDで4種類、DVDで2種類は見聞きしているだろう。その「フィデリオ」がMET Liveに登場するのは初めてである。待ちに待った感がある。もっとも日本での公開は5月...
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