2012年1月23日月曜日

旅行ガイド:「通用乗車地図・第6版」(通用図書有限公司、2011年)

香港の乗り物に実際に乗る場合、やはり正確なガイドがあると便利である(というかないと困る)。そこでガイドブックを手に入れるわけだが、これはやはり現地でないと購入できない。そこで今回香港を訪れたさい、帰りの空港の本屋で余った香港ドルでこのガイドブックを買ってみた。もちろん近々再度香港に行く予定はないので、これは単にコレクションのためのものである。私が買ったのは第6版で2011年版となっている。実際には「香港街道地方指南」というガイドブックとセットで売っれており、両方必要かと言われると片方だけでもいいような気がする・・・。

この2冊があれば、香港中のあらゆる場所がわかるようになっており、バスの路線が地図上に示されている上、停留所にはどの路線が留まるかが記載されている。少し字が小さくて読みづらいが、実用としては十分である。もっともiPhoneが流行る時代には、もっと効率的にバス路線を知る方法があるはずだ。よってこれはコレクションのためのもの、そして居ながらにして香港バスを楽しむためのものであるい(もっともそんな時間は最近ない)。

これを見ながらまだ行ったことのない場所の風景を想像するのが楽しい。今ではインターネットで検索すると一発で誰かの写真にアクセスできる。Google Mapでも同じだ。 だがこういう便利な時代には、あえてそれを見ないほうがいいのかも知れない。旅行も便利になったのはいいが、逆に一生懸命調べたり体験したりして、自分だけの知恵や知識を増やす楽しみは減ってしまった。

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