ホテルAngsana Laguna Phuketでの一日は、感動的な朝食ビュッフェで始まる。この朝食はホテルから海岸へと続く砂州のようなところに建てられた棟の1階にあるMarket Placeという
レストラン
でとるのだが、シェラトン時代にはBirds of Paradiseと呼ばれていたらしく、まだ表示が残っていたりする。
まずそのレストランの風景だが、写真にあるようなラグーン沿いのテラス(少し眩しい)や、空調の効いた大きな窓の室内(寒すぎるという人もいる)、それに広い廊下(風が通るし、子供が騒いでも大丈夫)の中から選択できる。受付に部屋番号を告げて着席すると、たっぷりのオレンジジュースかグアバジュースが注がれ、いつも飲んでいるものより少し色が濃いと思いきやこれは搾りたてのものだとわかる。しかもその味は翌日には変わる(つまりオレンジの種類が変わる)。
紅茶かコーヒーなら並々とマグカップに注がれ、希望すればポット単位で運ばれる。私は日本規格の2倍はあろうかというマグカップに紅茶をなみなみ注ぎ、そこにたっぷりのミルクと取れたての蜂蜜を入れて飲むのが習慣となった。一方の妻は、毎朝カプチーノを注文し、おかわりをすることとなった。子供はスイカやマンゴーのジュースに切り替えながら、心ゆくまで喉を潤す。
紅茶やカプチーノが運ばれるまでの間、もちろん特大の皿を持ってうろうろ。まずは大変分厚いサーモンのマリネと、甘辛いタコ、3種類に味付けされた鯖の燻製、それに何種類ものハムとチーズ、さらには自由にアレンジ可能なサラダを盛る。ドレッシングにはイタリアンやフレンチもあるし、どれも大変美味しいが、私はシーザー・サラダにオリーブをトッピングするのがパターンとなった。
パンは何十種類ものなかから好きなだけ取り放題だが、とうとう私は一度も食べなかったドーナツやマフィン、さらにはトーストなども美味しいと言われている。もちろんクロワッサンも。ただ私はいつも、中華風のお粥と、どういうわけか味噌汁、それに何種類かのソーセージを毎日欠かさず食べた。日本にはないチキン味のソーセージは結構人気で、これだけを何本も持っていくロシア人の子供などがいて、こちらも食欲が湧いてくる。
メインとなるおかずには、タイ風のスパイシーな炒めもの(鶏、ビーフ、ポーク)などが数種類日替わりで登場するし、定番のベーコンや温野菜、豆のスープ、インド人が多いのか数種類のカレーやナン(辛いが大変美味)、それに飲茶のシューマイに豚まん、巻きずしなどもあって国際色豊か。もちろん美味しいタイ米のご飯を添える。だが、このご飯の代わりに、多くの人が注文するのは、タイ風の焼きビーフン、あるいはチャーハン、それに焼きそばなどで、オムレツなどと共に目の前で調理してくれるため好きなトッピングをリクエストできる。
私たちはこのタイ風チャーハンの虜になり、さらにはスクランブルド・エッグやゆで卵などを追加し、席に戻る際にヨーグルトを1つついでに持って行くというあさましさをさり気なく実行した。子供にはさらにパンケーキやコーンフレークを加え、 時間をおいてトロピカル・フルーツの盛り合わせに足を運ぶ頃には、かなり満腹感が増してくるのだった。そうだ、シャンパンを飲むこともできる!
それにしても大きなコップに注がれる朝のジュースを、まばゆい熱帯の日差しを感じながら飲んでいると、何ともいえない幸福な気分となる。みな朝から大いに食べている!
ラグーンを行き来する乗り降り自由な水上ボートが動き出すともう9時である。やがて小象もやってきて、子供たちが集まってくる。私は今日一日どのように過ごそうか、と考えながら最後のデザート(タイ風のちまきやケーキ、ココナッツミルクなど多数)、ドライフルーツなどを眺める。プールで泳ぎだす人もいると、そう食事ばかりしていてはいけない、などと思うから不思議なものである。パイナップル・ジャムの美味しい味がまだ口に残っているというのに、部屋に戻って水着に着替え、サングラスと帽子、毎日配られる人数分のミネラルウォーターを抱えてプールサイドに繰り出した。
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