2012年1月10日火曜日

プーケットへの旅行-Bang Tao Beach

ラグーナ・エリアは海に面しており、どのホテルからも簡単に海岸へ出ることができる。ホテル前の海岸はホテル客専用と言ってもいいほどにまわりから遠く、Angsana Laguna Phuketの場合にも宿泊客専用のタオルを備えたカウンターやシャワーなどがある。プールで泳がない日には、海沿いのチェアに寝そべって、何をするわけでもなくただぼうっとしているのが良い。このチェアはホテル専用の部分と、1日100バーツで都度確保するものとがあるが、実際どのようになっているのかよくわからない。

海は風の強い日には、やや波が高い。Angsanaの前はやや波が高くなる地形になっているような感じだ。しかも数十メートルで足が立たなくなるので、泳ぎに自身がないと少し怖い。海はインド洋のアンダマン海で、時おり非常に高い波が来るのも大洋ならでは感覚である。

ホテルから海に出ると、そこはラグーナ地区外のエリアなので、自営の店やレストランが乱立している。当然ホテルよりも安いのでなかなか重宝する。例えば洗濯は、Laundry Serviceの看板を掲げたおばさんに言うと、1キロ100バーツ程度で翌日までに洗ってくれる(もっと安いところもあるはずだが)。またどこにでもあるタイのマッサージは、ここでも一応受けられて500バーツ(1時間)程度である。水着のまま、風が吹き抜けていく感覚は、高級店では味わえない良さだろう。実際流行っている。

旅行会社のブースも多いが、たいていは一人でやっている。今回は行かなかったがピピ島のような離島へ行きたいとき、あるいはラフティングのようなアクティヴィティは、こういうところで安価に申し込める。タクシーも割安で、交渉次第だがパトン・ビーチまで片道600バーツほどであった。島をめぐる旅に出るのも悪くない。ホテルでタクシーを呼んでもいいのかも知れないが、ここのおばちゃんと知り合いになっておくと、何かと便利である。彼女たちは毎日同じところにいるので、覚えてもらえばいつも話しかけてくれる。片言の英語で何とか通じる。街中よりは高いが、ホテルよりは格安の売店、とうもろこしを焼いているおじさん、服やアクセサリを売るお店もある。みな友達同士といった感じだ。

もちろんレストランもある。どの店も同じような感じだが、Lotusというレストラン(Angsanaからだと少し北へ歩く)だけは非常に流行っていて、予約をしている客も多い。ここの味は確かに良く、雰囲気も良いので私も何度かでかけた。海沿いを歩いてゆくので、ビーチサンダルが便利。

どのレストランもメニューを掲げているが、タイ語にはお目にかからない。そしてどういうわけかロシア語のものが完備されている。一般的なタイ料理(と言っても辛さは控えめ)だけでなくピザやスパゲッティなどイタリアンが必ずある。味は店によって違うと思うが、まあ雰囲気はどこも似たようなものなので、昼間にビールやカクテルを飲み歩き、いろいろ研究するといいと思う。

物売りのおばさんも来るし象も歩いてくるが、非常にのんびりとした感じで好感が持てる。もっと海のきれいなビーチもあるようだが、それは次回のお楽しみ。タイのビールはジュースより安く、ミネラルウォーター並なので、一日に何度も飲みたくなる。カクテルはハッピーアワーで100バーツだがホテルのレストランだと400バーツくらいだから、そういう感覚である。もっともタイの普通の街なら、ここは馬鹿らしく高い地域ではある。

海岸の砂は細かく、南北に非常に長く続いているので開放感がある。日によっては壮大な夕日も見られるのかも知れない。だが雨季には海が荒れて泳げないと聞く。

波がすぐそこまでやってくる席に座って、夜には花火があったりするのを眺めながら、美味しいシーフードに舌鼓を打っていると、むこうからバンドの歌声が聞こえてきた。そういえばここは4年前、インドネシアの大地震の影響による大津波が襲った地域だ。ジュース屋のおばさんに聞くと、数名が亡くなり、ホテルは半年間に亘って閉鎖されたそうだ。だがここで大いに食べ、飲んでいる人たちは、そんな心配はしていないように感じられる。いつくるかわからない災害を心配して、意味のない堤防を立てるという話も聞かない。そんなことより所詮この世の快楽である。今を楽しまずしてどうするのか、と開き直っているのかも知れない。少なくとも私には、そう思えた。

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